被災地の寺子屋小学校の現状調査

5月 30th, 2008

先日、ヤンゴンの南にあるThan Lyin(タンリン)町の寺子屋小学校に行って現状調査をしました。国道から寺子屋に入る道は、サイクロン後3週間以上経った今も大きな木が何本も倒れたままで、人が通るにも大変な状態でした。

5月末までは寺子屋をはじめミャンマーの(小・中・高)学校が夏休みになりますので、その日は子供たちはいませんでしたが、この寺子屋小学校には生徒が350人いて、講師は僧侶2名とボランティア5名(非常勤)の計7名いるそうです。小学校1年生と2年生が全体の半分を占めていて、彼らが今まで勉強してきた場所である僧院の2階部分の屋根がサイクロンの強風で吹き飛ばされ、天井にも大きな穴が開いて、雨の日は雨漏りが酷く1階まで雨水が漏れてきているそうで、教室としてはともかく僧侶たちが住む場所の確保も難しい状態でした。

小学校2年生から5年生までの180名近い生徒たちが勉強していた竹作りの校舎はサイクロンの猛威で全壊し、グラウンドだけが残されていました。グラウンドの隅には、残された竹や屋根の傍ら、一部の机と椅子がまとめられていました。元々寺子屋の校舎や僧院は寄付者からの寄付金で建てられたものでありましたが、その地域の寄付者たちもも同じくサイクロンの被害を受けていますので、僧院に寄付できる状態ではありません。住職さんもできるだけ校舎を早く再建しようと倒れた大きい木を切って、建材として使えるようにはしていますが、校舎1校建てられるような量ではないし、来週早々の6月2日に新学期が始まりますが子供たちが勉強できる場所が全く確保できない状態であります。その学校の子供たちとその家族も被災地で日常生活にまだ戻れない状態でありますので、子供たちが1日も早く寺子屋小学校に戻って勉強しながら自分たちの日常を取り戻せるように、私たちもこの寺子屋の再建にできることを支援していきたいと思っています。

寺子屋の入口

寺子屋入口の木

残された椅子と机

校舎があった場所

校舎があった場所

残された竹の傍ら

残された机と椅子

調査中

建材の確保

建材の確保

建材の確保

食事の準備

食事後の片づけ

救援物資のお届け(3回目)

5月 24th, 2008

22日(木)、事務所のスタッフ10名とボランティア5名、計15名が3回目の救援物資を届けるために朝8時に事務所を出て被災地に向かいました。

当日の午後は国連総長の被災地視察が予定されているためか、1回目の救援物資を配っていたクンチャンゴン町周辺に被災者の姿はあまり見えませんでした。

クンチャンゴン町を出てディ・ダ・イェ橋を越えるとエヤワディ管区のディ・ダ・イェ町になります。ディ・ダ・イェ町内には避難所のテント群が何ヵ所かにありました。ディ・ダ・イェ町を出て車をしばらく走らせると、子どもから年寄りまでの被災者たちが道路の両サイドで腰を下ろして救援物資を待っていました。その数はクンチャンゴン町周辺の被災者の数をはるかに超えていました。その日の被災地は晴れていましたが、救援物資を配っていた午前11時ころには日差しが強くなり、気温は35度くらいにまで上がっていたと思います。道路沿いで救援物資を待ち続けている被災者たちにとっては雨の日も大変ですが、晴れる日も真夏日の様な暑さになりますので、大変な避難生活を余儀なくされています。被災者たちが屋根があるところで生活できるように、多くの支援や復興作業が早く進められることを祈っています。

26日からは被災地の寺子屋小、中学校の調査や支援を始める予定です。

救援物資

救援物資

出発前

ディ・ダ・イェ橋

ディ・ダ・イェの避難テントの一部

炎天下の被災者たち

被災地の親子

被災地の家族

カメラに手を振る親子

配布準備中

 防水シートの配布中

炎天下の被災者たち

炎天下の被災者たち

炎天下で疲れている子供

被災者のおばあちゃん

配布後はお祈りをしてくれました。

帰りに手を振る被災者たち

隣の町は急な雨で水が溜まっていました。

隣の町は急な雨で水が溜まっていました。

3回目の救援物資の準備

5月 22nd, 2008

21日(水)の午前、事務所スタッフがヤンゴン市内でお米などの食材を購入し、午後はスタッフ全員で袋詰めをしました。

3回目の救援袋の中身はお米1キロ、大豆1キロ、食用油(412グラム)1本、食塩(412グラム)1袋、タマネギ10個、ジャガイモ10個、キャンドル6本、ガスライター1個が入っていて、合計550個の救援袋を作りましたので、事務所の半分は救援袋でいっぱいになりました。また、防水用シートも100枚用意しました。今回は米、油、塩というミャンマー人の食生活に一番大事な3点セットを救援袋に入れることにしました。住む場所のない被災者たちに、せめて普段に近い食事をしていただきたいと思います。

22日(木)はエヤワディ管区のDe Da Ye(ディ・ダ・イェ)町より先にある村までお届けする予定です。

食用油

お米袋の作業中

キャンドルが入っている箱

防水用シート

ガスライター

3回目の救援袋

救援袋でいっぱいです。

救援物資のお届け(2回目)

5月 21st, 2008

19日(月)、2回目の救援物資(500名分の救援袋、子供たちのためのインスタントラーメン500個、簡易テント用シート40枚、衣類2箱)をエヤワディ管区のDe Da Ye(ディ・ダ・イェ)まで届けてきました。

当日はミャンマーの仏教暦の休日でしたので、ヤンゴン事務所の所長も参加し、スタッフ及びボランティア合計16名で出かけました。休日のため、他のミャンマー人ボランティアグループや企業からの支援物資を届けるための車が、ヤンゴン管区からエヤワディ管区に入る道路に長い列を作っていました。

その日は中国の医療チーム等がエヤワディ管区に移動する日でもあって、警察が道沿いに交通整理や被災者の行列整理等を行っていました。GMIが救援物資を配布する際にも、被災者の行列の整理等を警察が手伝ってくれました。

今回も子供たちの可愛い笑顔、支援物資を受けて喜ぶ被災者の笑顔と(寄付に対して)お祈りしてくれる姿に、また深い感動が心に刻まれました。一日も早く、被災者の方々が元の生活に復帰できますように、子供たちが早く学校に戻って勉強できますように、できることはサポートしていきたいと思います。

3回目の救援物資のお届けは22日(木)の予定です。

出発の準備

出発前

車の長い行列

中国医療チームの車

支援物資を待つ被災者たち

支援を待つ被災者たち

雨の中の被災者たち

 配布の準備

支援物資配布中

支援物資配布中

被災者の子供

被災者の子供

少数民族の親子

ゆで卵をもらって喜ぶ子供

壊された僧院へテントと水の寄付

支援物資車と小僧たち

簡易テントをもらって喜ぶ被災者

簡易テントを受け取った家族

ビニルシートを屋根として使いました

2回目の救援物資の準備

5月 20th, 2008

 2回目の救援物資を届けるためにスタッフが17日の午前中にヤンゴン市内で食材等を調達、午後にはスタッフ全員で袋詰めをして準備しました。

 今回の救援袋には前回同様のお米1ピ(1.3キロ)、1リトルの水ペットボトル1本、大豆1キロ、ジャガイモ10個、タマネギ15個が入っていて、合計500袋を作りました。

 また避難所用に3.7メートル正方形のビニルシート(簡易テント用シート)を40枚配布することになりました。

購入してきた大豆袋

 救援袋用大豆袋の作成

水のペットボトル

簡易テント用ビニルシート

お米袋の作成

タマネギ袋の作成中

ジャガイモ袋の作成中

救援物資が入っています。