メコン総合研究所
 
   
  サイクロンが襲来した当日(5月2, 3日)の様子

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事務局長の岩城が4月27日より5月5日までミャンマーに滞在中でした。その岩城からバンコクよりメールがありましたので、取り急ぎご報告します。


ヤンゴンに着いて次の日(28日)から毎日雨が降り、この時期にしては雨が多いと思っていました。雨の降り方も夕立のような一時的な雨ではなく、雨季の様な本格的な雨でした。

2日の日も朝から強い雨が降り、夕方からはもっと激しくなってきて、ミャンマーの国営テレビで24時間以内にサイクロンがヤンゴンを直撃するとのニュースが流れはじめました。2日の深夜2時ころから雨と一緒に強風が始まり、3日午前6時ころがピークの時間帯でした。ホテルの前の道路際にある大きな木が根こそぎ倒れて、交番の小屋が下敷きになりました。信号機や大きな看板等も強風で飛ばされました。ホテルのいくつかの部屋も窓ガラスが割れたりしていました。また、ホテルの屋根からも瓦が落ちてきて、ホテルの大きな玄関先の瓦屋根を直撃し、玄関先の屋根が穴だらけになってしまいました。

こうしたサイクロンの強風と雨は昼12時ころまで続き、実に10時間以上もヤンゴン市内で猛威をふるったことになります。今生きているミャンマー人誰一人体験したことのない、ミャンマー 史上最大の天災であり、ヤンゴンの町もあらゆるところで破壊され、ヤンゴン中の大きな木のほとんどが根ごと倒れていました。電柱もほとんど倒れ、ヤンゴン中の電気、電話回線が95%通じない状態になりました。ヤンゴン中の道のほとんどが倒れた木に塞がられて車はともかく、人も通行できない状態になっていました。衛星テレビやミャンマーテレビ、ラジオ放送も受信できない状態の中、もうひとつのサイクロンがヤンゴンに向かっているという情報(後でデマだと分かりましたが)も 流れました。電気、電話、(水道)水などが止まった暗闇の中でヤンゴン市民は不安いっぱいの一夜を過ごすことになりました。


ホテルの窓から見た風景
(3日午前6時ころ)


道路掃除中のヤンゴン市役所の清掃員
(3日朝8時ころ)

インヤーレイクホテルの入り口付近
(3日午後3時ころ)

ホテルとイタリアレストランの看板
(3日午後3時ころ)

ヤンゴン大学前のバス停
(3日午後3時半ころ)
 

2008年5月6日記:岩城 良生
撮影:岩城 良生